ワット数(W)とは─【電球選びのポイント】ワット数(W)編

ワット数(W)とは─【電球選びのポイント】ワット数(W)編

2018/08/20

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電球が切れた!新しい電球を買いに来たはいいけど、種類がたくさんあってどれを選べば良いのか分からない!
なんて経験、ありませんか?
今回はそんな電球の選び方のポイントとして、ワット(W)を基準に考える方法をご紹介します。

ワット(W)とは

みなさんはワットについてどれくらい知っていますか?
聞いたことはあるけど意味はいまいち分からない…という方も多いのではないでしょうか。

ワット(W)とは、消費電力の単位のことです。

ワットは、「W」と表記されることもあります。
よく明るさの単位だと思われていることが多いのですが、実際は消費する電力(エネルギー)を示す単位のことです。
ワット数が高いほど消費電力は高くなり、電力を消費してる分電気代も高くなります。
消費電力を多く使っている分発する熱も高くなるので、結果明るくなることから「明るさ」を選ぶ目安にも繋がるということです。
もちろん反対にワット数が低いと、その分暗くなり電気代も安くなります。

  消費電力 電気代 明るさ
40W 低い 安い 暗い
100W 高い 高い 明るい

ワット(W)の確認方法

では現在家で使用している電球のワット数を確認してみましょう。
このように、主に電球の上部に記載されていることが多いです。
「W」の前に書かれている数字がワット数になります。

watt

この写真の電球は54Wだということが分かりますね。
もしこの電球が切れて新しい電球を購入する場合は、同じワット数である54Wを選べば間違いないでしょう。

ワット(W)が違う電球との交換について

今使っている電球は100Wだけど、電気代の節約にもなるしワット数を下げてみたい!
その場合はOKです!
高いワット数から低いワット数への交換は、暗くはなりますが基本的に問題ありません。
トイレや廊下など、普段の生活で明るさをそこまで必要としてない空間なんかはワット数を下げて節約・節電するのも良いかもしれませんね。

低いワット数から高いワット数への交換は危険

使っていた電球は60Wなんだけど100Wの電球をつけてみたい!
これは大変危険です!
高いワット数から低いワット数への交換は問題ないと先述しましたが、その逆の低いワット数から高いワット数への交換はしないように注意してください。

何故危険かというと、例えば60Wだった電球を100Wのものに替えたとします。
実際に電球を取り付けると電気自体は問題なくつきますが、60Wのもに比べ消費電力は高いのでより熱を発し明るくなります。
ここで問題なのは、照明器具が60Wの規格で作らているということです。
規格より高い熱に耐えることができず部品が溶け出す可能性があり、最悪事故につながる恐れがあります。
安全のためにも、ワット数は同じものもしくは低いものに交換するようにしてください。

LED電球の「W相当」表記は何?

LED電球のパッケージによくある「40W相当」、「100W相当」などの「W相当」という表記を見たことはありませんか?
ここでいうLED電球の「W相当」は白熱電球のワット(W)とは少し意味が違います。
先述にもありますが、ワットとは明るさの単位ではなく消費電力を示す単位のことです。

白熱電球はワットが高ければ高いほど消費電力も高くなり明るくなるものです。 しかしLED電球の場合、白熱電球に比べてはるかに低い消費電力で白熱電球と同じほどの明るさを実現することができます。
実際には100Wの消費電力を使わずして100Wと同等の明るさを実現できる、これが「100W相当」という表現の意味になっています。
要するに明るさの目安です。

ぜひLED電球購入の際の参考にしてみてください。

選び方のポイントまとめ

  • ワット(W)とは、消費電力を示す単位のこと
  • ワット(W)が高ければ消費電力も高く明るいので電気代も高い
  • 逆にワット(W)が低ければ消費電力も低く暗いので電気代も安い
  • 基本的には電球の上部にワット(W)の記載があることが多い
  • 基本的には同じワット(W)の電球を購入すれば間違いない
  • 高いワット数から低いワット数への交換は問題なく、電気代の節約にもなる
  • 逆に低いワット数から高いワット数への交換は危険
  • LED電球のパッケージにある「●●W相当」は明るさの目安

いかがでしたでしょうか?
今回は、ワット(W)を基準にした電球の選び方をご紹介しました。

当サイト電球屋.JPには商品一覧から各商品ページにまでワット(W)の表記をしております。
切れた電球の交換、新しい電球の購入はぜひ電球屋.JPをご利用くださいませ!

追記 2019/3/4

お客様からマガジン内の文章について、誤字のご指摘を頂きましたので内容を一部修正致しました。
文章が読み苦しくなってしまっていたこと、お詫び申し上げます。

今回ご指摘を頂き、隅々まで読んで頂けている事を大変嬉しく思いました。
今後も誤字脱字には注意しますが、もしお気付きの方がいましたら、面倒ですがご指摘頂けると有難く思います。
ご指摘していただいたお客様、本当にありがとうございました。