口金(くちがね)とは?交換前の確認方法や測り方─【電球選びのポイント】口金編
電球の買い替えでよく間違えてしまいやすいのが口金です。
口金の違う電球を買ってしまうと、せっかく買ったのに取り付けることができないなんて事態もあります。
電球の口金とは何か。口金の種類や各特徴、確認方法、見てもわからない場合の自分で測る方法などなど…
そもそも口金って何?何て読むの?そんな方でも大丈夫、今回は口金とは何か簡単に分かりやすくご紹介していきます!
口金(E)とは
電球をソケットに差し込む根本のネジのようになっている金属部分のことを言います。
読み方は「くちがね」です。
電球は一般的に逆さに取り付けるので、口金は落下を防止する役割を持っています。
また、ソケット内部にある電極と接することで電気を電球に流す重要な役割も持っているとても大事な部分なのです。
口金にはサイズの種類があり、「E26」というように「E」と数字で表記されます。
ちなみにこの「E」の由来は「エジソン」の頭文字からきているそうで、クルクル回して取り付けるねじ込み形(エジソンスクリュー)を意味しています。
数字部分は取り付け部分の直径のことで、例えば「E26」と表記された口金の直径は26mmということが分かります。
口金(E)の種類
日本国内で主に使われている口金は「E26」、「E17」、「E11」の大きく3種類になります。
E26 | E17 | E11 |
---|---|---|
口金直径26mm | 口金直径17mm | 口金直径11mm |
一般電球形 | 小型電球形 | ハロゲンランプ形 |
E26
- 口金直径26mm
- 一般電球形
家庭で最も多く使われている電球で、一番多いサイズと言われています。
お店の電球コーナーでも半分以上はこのサイズではないでしょうか。
電球といえばこれ!といったような一般的な形状をしています。
E17
- 口金直径17mm
- 小型電球形
最も多く使わているE26より一回り小さいサイズで、主にシャンデリアなどに使用されている細い形状の電球です。
E11
- 口金直径11mm
- ハロゲンランプ形
主にハロゲンやスポットライトなどに使用される一般的に家庭ではあまり使うことのない電球です。
細くスッキリとした形状なので、インテリア照明として採用することもあります。
口金(E)の確認方法
それでは電球の口金サイズを確認してみましょう。
まず、切れた電球がまだ手元にある場合は口金辺りかガラス部分に記載されていないか確認してみましょう。
既に捨ててしまったなどで手元にない場合、もしくは電球本体に記載がない場合は以下を参考にしてみてください。
購入時の箱がまだ手元にある場合
もしまだ箱を捨てていなければパッケージから「口金」、「E」の文字を探してみてください。
大抵は表記されているので交換時はその口金サイズで間違いないです。
照明器具が手元にある場合
照明器具本体、パッケージ、説明書、どこかに口金が書いてあると思うので確認してみましょう。
箱も捨ててしまって電球に表記もない…照明器具の説明書もないので確認できない…まだ大丈夫です!
お次はご家庭で誰でも簡単に口金を自分で測ることができる方法をご紹介します。
口金(E)の測り方
ずばり!口金の単位は「mm(ミリメートル)」なので、定規やメジャーで簡単に測ることができます。
E26 | E17 | E11 | |
---|---|---|---|
定規で直径を測る | 26mm | 17mm | 11mm |
メジャーで円周を測る | 82mm | 54mm | 35mm |
選び方のポイントまとめ
- 口金(E)とはネジのようになっている金属部分のこと
- 口金(E)にはサイズの種類があり「E」と数字で表記されている
- 数字部分は取り付け部分の直径のこと(例:「E26」→口金直径26mm)
- 日本国内で主に使われている口金は「E26」「E17」「E11」の大きく3種類
- 口金(E)は電球本体か箱、照明器具などで確認できる
- 口金(E)は定規やメジャーを使って自分で簡単に測ることができる
いかがでしたでしょうか?
今回は、口金(E)を基準にした電球の選び方をご紹介しました。
当サイト電球屋.JPには商品一覧から各商品ページにまで口金(E)の表記をしております。
切れた電球の交換、新しい電球の購入はぜひ電球屋.JPをご利用くださいませ!